BLOG園長先生ブログ

2022.03.02

済美幼稚園日記 3月2日 最後のリトミック

ホールに差し込む日差しが春めいてきました。

そんなホールで、今年最後のリトミックの授業がありました。片岡先生はぐりとぐらの絵本の読み聞かせをし、お話に出てくる場面のイメージをピアノで弾いてくれます。そして子どもたちはピアノの音に合わせて体で表現しました。

緑の毛糸を見つけたぐりとぐらはそれをどんどん巻いていきます。最初は小さかった毛糸のかたまりがどんどん大きくなってついに転がすようになります。ピアノの音を聴いてうまく表現できているでしょうか。

毛糸をたどっていくとそれはくまさんの服でした。その途中には時計がありました。両手を長針と短針に見立て、手の位置で時間を表現します。そろそろ二つの針が真上で重なる12時です。

時計にはふりこがあります。時計には秒針もありますね。ピアノに合わせて表現してみましょう。

リトミックの最初の頃は、ピアノの音に合わせて歩いたり、走ったりしましたが、中には音に合わせることが理解できず走り回るだけの子もいました。しかし、1年たって音の速さ、高さ、強さなどを聴いて細かな表現ができるようになりました。そして、授業の初めと終わりには2列に並ぶ、先生の話を聞くといった学習の基本もリトミックを通じて身に付けることができました。リトミックは今日が最後になりましたが、年長にステップアップしていく授業でした。

年長の英語の授業も今日が最後でしたが、明日の幼稚園日記でお知らせします。その年長の子どもたちは、卒園に向けた色紙を制作していました。

 

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