済美幼稚園日記 9月10日 済美チャンネル撮影 危険回避能力
昨夕は市からの急な連絡で家庭での保育の延長をお願いしました。さらなるご負担をかけること申し訳ありません。
さて、今日は済美チャンネルの撮影がありました。この済美チャンネルは、済美高校が中心になって、済美学園の情報をYouTubeで提供しているものです。幼稚園の様子も放映したらというお話が以前からありました。撮影はプロのカメラマンが行いますが、高校の撮影日が今日で、午前中なら幼稚園の撮影も可能ということでした。多くのお子さんが休んでおり、撮影を体験する機会を逃すことになるので、大変心苦しかったのですが、撮影日の調整がつかないので、本日の撮影になりました。このような事情がありましたことご理解ください。年少の園庭での遊び、年中の「さいび幼稚園の歌」年長の元気太鼓、サッカー、バルーンなど撮影しました。視聴が可能になりましたら改めてお知らせします。
昨日砂場の藤にイガラという毛虫がついているのが分かりました。緊急で殺虫剤で駆除しましたが、時間がたってもポツリポツリと落ちてきます。このイガラは、地面に落ちてからも触ると激痛が走ります。(私は刺された経験があります。)落ちたイガラを片づけていると「砂場で今日は遊ばない」と言われているにも関わらず次々と子どもたちが近寄ってきます。大人のやっていることに興味をもつのは子どもの特性です。毛虫がいるので近寄ってはいけないと言葉で言うよりも、イガラの実物があるので、実際に見せて「この黄緑色の虫に触ってはいけない。」と近くに来た子には説明しました。
私が浅海小学校という自然に囲まれた小さな小学校に勤めていた時、地域の方が毒蛇のまむしの子どもを持ってきてくれました。(もちろんこの蛇は死んでいます)子どもたちに見せてやってほしいというのです。それは興味本位ではなく、ちゃんとまむしの特徴を知らせてむやみに近寄ったり、いたずらをして噛まれないようにしてやってほしいということでした。浅海小学校の近くには、蛇の集まる水場があります。子どもたちはこわがったり、いやがったりするのではないかと思いましたが、きちんと説明をし、大丈夫な人は見ようと言うことにしました。1年生も含めてこの時は全員見てまむしの特徴を知りました。ケースバイケースでしょうが、子どもの置かれた環境を見て危機回避能力を身に付けさせることは大事だと思います。