BLOG園長先生ブログ

2021.09.06

済美幼稚園日記 9月6日 自転車はどうやって乗れるようになった?

自転車は便利な乗り物です。でも、前後に二つしか車輪はなく、極めて不安定な乗り物です。ですから、自転車に乗れるようになるには、練習が必要です。

ところが、自転車教室というようなものはなく、それぞれの家庭で小学校1、2年生頃(多少幅はあります)それぞれのやり方で練習して乗れるようになります。なぜこんなことを話題にしたかと言うと、この夏休み私は小学校2年生の孫の自転車の練習に付き合ったからです。孫の父親、私の息子の時は、広い土の練習場所が近所にあり、転ぶのも練習というハードなものでした。しかし、孫の場合は、家の前の道幅4mほどのアスファルトの道路、ちょっとハンドルを切り損ねると塀にぶつかります。練習する機会も1週間に1回程度でしたので、YouTubeで練習法を調べ、転んだりぶつかったりしないようにしました(息子と違って孫には気を使います)。それでも夏休みの終わりには、なんとか転ばずに進めるようになりましたが、最近の子どもたちはどこで、どんな風にして自転車に乗れるようになるのだろうと思いました。

済美幼稚園には、三輪車や補助車付の自転車があります。入園当初は三輪車をこぐことができなかった子が、自由に乗れるようになり、自転車にレベルアップしていく様子も見られます。自転車にも慣れた子は、補助輪をほとんど地面に付けず乗っています。こうなると補助輪がなくても乗れるようになっています。

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自由に安全に自転車の練習ができる場所は、少ないのではないでしょうか。安全に自転車に乗れるようになることは、今の子どもたちにとって必要なことです。一人で乗るのはまだまだ先ですが、まずは土の上で、三輪車や自転車に親しんでもらえれたらと思っています。

 

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