BLOG園長先生ブログ

2023.10.25

済美幼稚園日記 10月25日 運動会前半種目 愛媛の昔話「長者が平」

運動会の最初のプログラムはかけっこです。年長は障害走、年中はトラック半周を走ります。

プレ年少、年少はトラック内の直線コースで、トトロのまっくろくろすけのゴールめがけて走ります。

続いては年長のダンス「残響散歌」バチに付けたキラキラの飾り、そしてそれを打ち鳴らす音が印象的でした。

年中ゲームは「ひくり返せ!ルフィVSウタ」ルフィとウタが描かれた24枚のパネルを裏返して出ているルフィとウタのパネルの枚数を競います。

年少の運動会は「となりのトトロ」がテーマになっています。ダンスは「さんぽ」、園児のトトロの衣装は先生の手作り、夏休みから作っていました。

年中のゲームは「ポケモンGetだぜ!」小中学校では長い竹を使い、コーンを回って速さを競いますが、幼稚園は空気の入った円柱を使います。そして振ったサイコロ(?)の目によって走る距離が違います。運にも左右されるこの競技です。

今日の運動会紹介はここまでです。明日からは後半のプログラムの様子をお伝えします。

昨日平成校から総合的な学習の時間の小論文作成で生徒さんがやって来ました。桃太郎や浦島太郎などの日本昔話はよく知られていますが、私たち郷土の昔話は、あまり親しみがないのが現状です。そこでこの生徒さんが選んだテーマは「愛媛の昔話」ですう。今回選ばれたのは「長者が平(ちょうじゃがなる)」という話。長者(金持ち)になりたいと願った男が、一度は長者になるものの、結局は貧しい暮らしの方が良く元に戻ったという話です。紙芝居の絵は生徒さんの手によるものでした。

「毘沙門天様の言われた通り枡の底を一つたたくと蔵が一つ消え、二つたたくと蔵が二つ消え・・・元の貧しい暮らしに逆戻り。」この男の屋敷があったという場所が「長者が平」と呼ばれました。。「長者が平」は、城山のロープウェイを降りたあたりの地名として残っています。年長の子どもたちは、今度遠足で城山に行きますので、実際にその場所を確かめてみるといいですね。

 

 

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