今日は5月生まれの子どもたちの誕生日会をしました。5月生まれの子どもたちはすみれ組で待機です。

オープニングは、今月の歌「ありさんとありさんがゴッツンコ」です。

年少の子どもは「好きな食べ物」年中の子どもは「好きなあそび」年長の子どもは「なりたいもの」の内容で、一人一人インタビューに答えました。

園児の帽子が行方不明になっていましたが、意外なところから連絡があり戻ってきました。これからのお話はほぼ実話です。（帽子の写真はイメージです。）

水曜日、石山に上ったたっちゃん（仮名）は、帽子をくるくると回していました。すると帽子はたっちゃんの手をするりと離れて、幼稚園の南側を流れている用水路に落ちてしましました。おりしも用水路には水が勢いよく流れていて、あっという間に下流に流されていきました。この用水路は、この後幼稚園の北側を流れている洗地川に流れ込んでいます・・・。

昨年まで済美幼稚園に勤めていたしずか先生は、休日垣生の海岸で釣りをしていました。すると見覚えのある帽子が目の前に流れついています。済美幼稚園の帽子？まさかこんなところに・・・。手に取って見るとまさに済美幼稚園の帽子のようです。帽子に書かれた名前を見るとこの文字はのぞみ先生の筆跡、済美幼稚園の帽子に間違いありません。しずか先生は、帽子をもって月曜日に幼稚園を訪れました。しずか先生の拾ってくれた帽子は水曜日なくなったたっちゃんの帽子でした。

洗地川は西に流れ、飛行場の東端をかすめ、帝人南公園グランドの前を通って垣生の港に流れ込んでいます。海まで行った帽子は、海岸に流れ着き偶然にも済美幼稚園の帽子を知っているしずか先生に拾われたのでした。こうして石山横の用水路から冒険に出たたっちゃんの帽子は、５日間の冒険の後、無事6日目にたっちゃんのところに帰ってきました。たっちゃんの帽子は幸運の帽子、もうたっちゃんから離れず、今年1年たっちゃんを見守ってくれることでしょう。

明日は三津浜中学の訪問がありますので、済美幼稚園日記はお休みします。