BLOG園長先生ブログ

2022.07.06

済美幼稚園日記 7月6日 済美幼稚園のサラダ記念日

今日7月6日はサラダ記念日です。サラダ記念日と言う名前がついていますが、マヨネーズやドレッシングを作っている会社が販売促進のために決めた記念日ではありません。俵万智(たわらまち)が作った短歌「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」にちなんだものです。この短歌が載っている歌集が出版されたのは1987年ですからサラダ記念日と聞いてこの短歌を思い浮かべるのは私に近い世代の人かもしれません。短歌と言えば古くて固いイメージがありましたが、普段の会話のような俵万智の短歌に共感を覚える人も多くありました。「『寒いね』と話しかければ『寒いね』と答える人のいるあたたかさ」中高の教科書にも載っていましたので思い出した方もいらっしゃるかもしれません。サラダ記念日、偶然ですが、年長の英語はベジタブル(野菜)がテーマでした。

大型絵本で、「ベジタブル、ベジタブル、フー?(やさいさん、やさいさん、だれ?)」

キャロット(ニンジン)でした。

絵本にはいろいろな野菜が出てきました。そして今日は男女対抗の野菜のすごろくゲームです。さいころを振って止まったところの野菜の名前を英語で言ってみます。その野菜が好きならYes、きらいならNo、食べたことがないならNeverと表現します。

ここでもいろいろな野菜が登場してきます。トマト、オニオンなどおなじみの野菜、ゴーヤは英語で何と言うのでしょう、「ビターメロン」苦いメロンだそうです。ゴーヤの別名は「にがうり」。ゴーヤは日本語では「うり」の仲間ですが、英語では「メロン」の仲間と表現されます。(うりとメロンは同じ仲間なので、どちらも正確な表現だと思います)

ピッタリの数が出ないと上がれません。男の子が先にあがりました。女の子の最後は奈保美先生、最後の一振りでピッタリ上がることができました。

年中のリトミックは、「はらぺこあおむし」。青虫の成長をピアノの音を聞いて表現します。

絵本の途中で青虫の食べたものを音階とリズムをつけて表現してみました。音階とリズムの入門の学習だそうです。

食べ過ぎてお腹をこわした青虫ですが、最後に葉っぱを食べてさなぎになって、そしてきれいな蝶になりました。青虫もサラダが健康、元気の素だったようです。

久しぶりに俵万智の短歌を見ていたらこんな歌がありました。

「バンザイの姿勢で眠りいる吾子よそうだバンザイ生まれてバンザイ」

 

 

 

 

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