BLOG園長先生ブログ

2021.10.15

済美幼稚園日記 10月15日 卒園生の俳句 リトミックうまくいった?

今日は学年ごとに運動会の練習をしていました。本日の幼稚園日記は、卒園生の俳句と高校生のリトミックの授業をお知らせします。

昨日新玉小学校を訪問してきました。済美幼稚園から卒園した3人の子どもたちどんな1年生になっているか楽しみでしたが、3人の俳句が掲示されていましたのでご紹介いたします。

てんたかし どんどんたまる けずりかす S君

てつぼうを なんどもちょうせん あきのそら T君

しゅくだいの けいさんなやむ あきのそら M君

新玉小学校は「表現」について研究を進めており、俳句もその一つです。「何度も書き直してたまっていく消しゴムのかす」、「失敗しても何回も挑戦した鉄棒」、「たくさんの計算の宿題に悩む1年生」小学校1年生の生の生活が、五、七、五の12音に凝縮されています。3人の俳句には「取り合わせ」という技法が使われていますので、先生の指導が入っていると思いますが、俳句は師匠(先生)に手を入れて(指導して)もらいながら上達していくものですから、これで、3人それぞれ生活に根差した素晴らしい俳句になっています。卒園して半年、挑戦しながら成長していく姿がうかがえてうれしかったです。

昨日は、済美高校からリトミックの研究をしている生徒さんがやってきました。この生徒さんたちは、1学期に片岡先生のリトミックの授業を見学し、自分たちでリトミックの授業を計画し、それを実践してみました。協力してくれたのは、ばら組の子どもたちです。

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教員免許を取る時、教育実習をおこない、そこで授業をしてみます。専門に勉強をしていても授業は難しいものですが、済美高校の生徒さんは、よくチャレンジしたと思います。リトミックを研究した経験が、生徒さんたちの将来に必ず役立つと思いますし、園児たちのとっても貴重な体験依なったと思います。

 

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