BLOG園長先生ブログ

2021.06.11

済美幼稚園日記 6月11日 小学校を訪問して 1年生タブレットはどう使っている?

幼稚園にはあまり縁のない話ですが、松山市教育委員会では年間10数校の小中学校を教育委員会で訪問し、教育活動が適切に行われているか、学校施設は安全かなどを確認します。私は教育委員という立場で昨年度10月からこの訪問に参加しています。今回は生石小学校で、済美幼稚園の卒園生も多く進学しています。今年の1年生は15人。どんなふうに成長しているのか再会が楽しみでした。1年生の教室に行くと休み時間に目ざとく私を見つけた男の子がやってきて、「えんちょうせんせい、ねんちょうのせんせいは?」とたずねてきました。幼稚園の先生たちがやってきたと思っていたのでしょうか。お世話になった先生のことが心に残っていたのですね。覚えていてくれること先生たちにとってとても嬉しいことです。

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校舎をめぐっていると2年生の校舎の階段踊り場に夏らしい素敵な絵が掲示されていました。題名は「うみがきれいなたまご」画面をはみ出すほどの大きな卵がわれて、中からいろいろな海の生き物が生まれたようです。なかなかの力作です。名前を見ると、一昨年の卒園生でした。今の2年生はコロナの関係で入学早々休校になりましたが、しっかりと学校生活を送っている様子がうかがえました。卒園後の成長を見るとことは大きな喜びです。

さて、1年生でも全員タブレットをもって授業をしていました。4月から積極的に授業の中に取り入れているそうです。まずはタブレットを立ち上げるところからですが、ほとんどの子どもができました。一部戸惑っている子は、わかる子が手伝っていました。タブレットを使った授業といってもその使い方はたくさんあります。私の見たクラスでは、授業の最後に今日学習した内容がクイズになっていて、子どもたちはクイズに挑戦していました。これならゲーム感覚でできます。タブレットでは、検索することもできますが、まだ文字を打つことができない1年生にではできません。また、検索しても小学校1年生では、読むことが難しいです。でも、そのように1年生には困難なことは、小学校の先生がきちんと把握をしているので心配はありません。

パソコン教室にしかパソコンがないときには、パソコンやタブレットが家庭で使える環境にあるかどうかで、パソコンを使う技能に差があることは感じました。しかし、今は一人1台タブレットがあり、教科書やノートと同じように使えます。幼稚園や家庭で特別に何かをやっておく必要性は感じませんでした。小学校では、先生が説明する機会がぐんと増えます。やはり、人の話をしっかり聞く習慣を身に付けることが大切だと感じました。

今日は済美高校のお姉さんが来て、年長の子どもたちと遊んでくれました。この様子は月曜日にお知らせします。

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