先週末に済美幼稚園もおひな様を出しました。最近はこのようなおひな様は珍しく、子どもたちは大きさとお道具に興味津々です。

幼稚園のおひな様はこれだけではありません。木製のパズルの小さなおひな様が三体あります。次の画像の黄色部分。

この小さなおひな様は地域の方が、プレゼントしてくれたものです。

そして青い枠で囲ったところには「青い目の人形」があります。青い目の人形がなぜおひな様の横に飾られているのか。それは、昭和の初め、アメリカから「日本のお雛祭りに人形を贈ろう」ということで127,739体もの青い目の人形が日本にやってきたからです。（今の幼稚園の人形は新しいものです）その後太平洋戦争の間に人形にまつわる悲しいエピソードがあるわけですが、それは後日お話します。済美幼稚園では、以前は雛祭りの時にこの青い目の人形をおひな様の横に並べていたのですが、最近は忘れられていました。そんな折も折、篠原先生が、今日、昭和の初めころの「青い目の人形」が話題になっていたというのです。「私を忘れないで」という青い目の人形のメッセージでしょうか。ということで、今年はちゃんとおひな様の横に飾りました。

幼稚園の掲示にもおひな様があります。年少のおひな様。

年中のおひな様。

年長のおひな様

そして、3月のお誕生日会です。

年長の3月生まれの子どもたちも満6歳、4月からは小学1年生です。