昨日ご紹介した年長のおひな様の掲示ですが、私は何かに似ていると思っていました。思い出しました。その何かとは宇治平等院鳳凰堂で見た「飛天」でした。「飛天」とは、仏の存在を讃えて空を舞い踊る天人です。鳳凰堂にはこの飛天の像が高い位置に取り付けられています。鳳凰堂で見た飛天は、とても印象的でした。おひな様は音楽を奏でたり、踊ったりはしていないのですが、立体的なおひな様を壁面に飾っているので、飛天を連想したのでしょう。現物の飛天は当時の色が失われていますが、作られた当時は極彩色に彩られていたそうです。出来上がった当時の鳳凰堂の内部もこのように華やかだったことでしょう。

明日は年中の発表会です。今日も給食の時間ぎりぎりまで練習が続いていました。

年長の硬筆は「ゆ」です。「ゆ」は漢字の「由」がもとになった平仮名ですが、全体的に丸く、形の取りにくい平仮名です。

先生の説明聞き、お手本を見ながら練習します。

先生に見てもらう硬筆も後数回となりました。

練習が終わったら裏に「ゆ」のつく言葉を自由に書いてみました。この子は「ゆり」「ゆず」と書きました。自分の思う言葉を文字で表現できるようになりました。